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2024年4月にビジネスメディア『プレジデントオンライン』等で配信された副業専門家・小林昌裕氏のインタビュー記事にて、「やってはいけない副業」の実態と、同氏自身が過去に1000万円を失った事実が明かされ、大きな反響を呼んでいます。
結論として、50代が大きな失敗を避けるためには「ツール任せ・他人任せの易きに流れる副業」を絶対に避け、初期費用が少なく地道なブログやnote等による情報発信を選ぶのが、最も現実的で安全な選択肢です。
こんにちは。
定年前から始める“その後”の副業案内人、大滝 学(おおたき まなぶ)です。
最近、同世代の方から「手っ取り早く稼げる副業はないか」「投資系の副業ツールを買おうか迷っている」といったご相談をよくいただきます。
結論から申し上げますと、そうした「おいしい話」には絶対に乗ってはいけません。
本記事では、話題となった小林昌裕氏のインタビューにおける具体的な事実を振り返りつつ、長年副業市場を見てきた私の視点から、最新の副業トレンドや50代が狙われやすい背景を分析します。
さらに、リスクを抑えて現実的に取り組めるブログやnoteといった選択肢について、具体的な違いや手順を交えて丁寧にお伝えします。
記事の冒頭で結論はお伝えしましたが、なぜその結論に至るのか、背景を知ることは自己防衛のために非常に重要です。
現実的な一歩を踏み出すための知識として、ぜひ最後までゆっくりとお付き合いください。
小林昌裕氏が明かした「やってはいけない副業」の事実と背景
話題の起点となっているのは、副業の専門家として知られる小林昌裕氏が、2024年4月にビジネスメディアのインタビューで語った内容です。
同氏は、数多くの副業事例を見てきた専門家としての立場から、初心者が絶対に手を出すべきではない「やってはいけない副業」の共通点を明確に指摘しました。
それは一言で言えば、「易(やす)きに流れる副業」です。
記事内で挙げられていたのは、「1日5分のスマホ作業だけで月数十万円」「AIツールを起動しておくだけで不労所得」といった、甘い言葉で誘うビジネスモデルです。
小林氏はインタビューの中で、こうした副業は例外なく、参加者からお金を巻き上げるために巧妙に作られた罠であると断言しています。
「誰でも簡単に稼げる」という言葉の裏には、数十万円にも上る高額な情報商材の販売や、実体のないシステムへの継続的な課金が隠されているのです。
これは、これから副業を始めようとする私たちにとって、非常に重い意味を持つ事実です。
なぜなら、体力や時間の限界を感じやすいシニア世代ほど、こうした「易きに流れる」という言葉の誘惑に弱くなってしまうからです。
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— 大滝 学
一夜にして1000万円を失った小林氏の壮絶な過去
この小林氏の警告に圧倒的な説得力があるのは、それが単なる一般論や評論家としての意見ではなく、ご自身の血の滲むような実体験に基づいているからです。
インタビュー記事の最も衝撃的な部分は、小林氏ご自身が過去に「投資系の副業」に手を出し、一夜にして1000万円もの大金を失った経験があるという告白でした。
現在では専門家として活躍する彼でさえ、過去には「優秀なツールに任せておけば自動でお金が増える」という幻想を抱き、大きな痛手を負ったという事実は、私たちに強い警鐘を鳴らします。
1000万円という金額は、私たちが長年コツコツと貯めてきた老後資金の大部分に相当するかもしれません。
それを「一晩」で失う恐怖と絶望感は、想像を絶するものがあります。
小林氏がこの手痛い失敗から学んだ最大の教訓こそが、「自分自身でコントロールできないものに、大切なお金を委ねてはいけない」ということでした。
ツールや他人のシステムに依存する「易きに流れる副業」は、最初は順調に見えても、市場の変化や運営元の都合で一瞬にしてゼロになるリスクを常に孕んでいるのです。
考察:なぜ50代は「易きに流れる副業」の標的になるのか?
では、なぜ世の中には、こうした怪しい副業の勧誘が後を絶たず、特に50代がその被害に遭いやすいのでしょうか。
ここからは、現在の社会情勢や副業市場のトレンドを踏まえた、筆者(大滝)の分析をお伝えします。
根本的な原因は、マクロ経済の悪化による「老後資金への深刻な焦り」と、「デジタルリテラシーの非対称性」にあると考えられます。
近年、急激な物価の上昇や実質賃金の低下、そして年金受給額への不安から、「今の貯蓄だけでは老後が立ち行かないのではないか」という焦りが、私たちの心の中に常に渦巻いています。
一方で、50代ともなれば、若い頃のように徹夜で肉体労働をするような体力は残っていません。
さらに、昨今の「生成AI」や「Web3.0」といった最新のIT技術についていくことへの強いコンプレックスを抱えている方も少なくありません。
「時間もない」「体力もない」「最新スキルもない」、しかし「手元の退職金や貯金は少しある」。
そんな心理状態のときに、「最新のAIツールがあなたの代わりに全自動で稼いでくれますよ」と囁かれたらどうでしょうか。
「これなら自分にもできるかもしれない」「このテクノロジーの波に乗らなければ手遅れになる」と、藁にもすがる思いで飛びついてしまうのです。
悪質な業者は、私たちのこうした「焦り」と「知識不足という弱み」を的確に突いてきます。
だからこそ、私たちは一度立ち止まり、冷静な判断を取り戻す必要があるのです。
筆者が警告!絶対に避けるべき危険な副業ワースト4
小林氏の「易きに流れる副業は避けるべき」という警告を踏まえ、ここからは長年副業市場を見てきた筆者(大滝)の独自の視点で、現在横行している危険な副業の具体例を4つ挙げます。
これらの言葉を見かけたら、まずは警戒レベルを最大に引き上げてください。
1. 新築ワンルームマンション投資
「家賃収入で不労所得を」「節税になるし生命保険代わりになる」という甘い言葉で勧誘されるケースが後を絶ちません。
しかし、新築マンションの購入価格には、業者の莫大な利益や広告費が上乗せされています。
購入した瞬間に中古となり価値が下落し、数年後に家賃が下がったり空室が出たりすれば、毎月のローン返済が赤字になり、多額の借金だけが残る最悪のシナリオが待っています。
2. 自動売買ツールによるFXや暗号資産
「プロのロジックを搭載したAIツールが自動でお金を増やす」と謳い、数十万円の高額なUSBメモリやシステム利用権を販売する手口です。
相場は生き物であり、どんな相場環境でも永遠に勝ち続けられる夢のツールなど世界中どこにも存在しません。
高額なツール代を支払った上に、大切な投資資金まであっという間に溶かしてしまう二重の悲劇が起こります。
3. バイナリーオプションのレクチャー
為替レートが数分後に上がるか下がるかを予想する、金融商品という名のギャンブルです。
SNSなどで「月収100万円の女子大生が教えます」といった架空のアカウントから勧誘されることが多いのが特徴です。
投資に慣れていない初心者が手を出すと、負けを取り戻そうと熱くなり、生活資金までつぎ込んでしまう強い依存性があります。
4. 極端に低単価なクラウドソーシング
詐欺ではありませんが、「1文字0.1円」といった極端に単価の低いデータ入力やライティング案件なども要注意です。
どれだけ時間をかけて一生懸命書いても、時給換算すると数百円にしかなりません。
結果的に「副業は割に合わない」と疲弊してしまい、本来の目的を見失って挫折する大きな原因になります。
「絶対」「必ず稼げる」「元本保証」といった言葉は、投資の世界では法律で禁止されている表現です。
リスクゼロで大きく稼げる魔法のような話は、私たち一般人のところへは絶対に回ってこないという事実を、胸に刻んでおきましょう。

易きに流れない手堅い選択。ブログとnoteの根本的な違い
小林昌裕氏の1000万円の失敗談や、数々の危険な副業の罠を知ると、「やっぱり副業なんて怖い、やめておこう」と萎縮してしまうかもしれません。
しかし、だからといって何もしなければ、将来の経済的な不安は消えないままです。
そこで筆者が強く提案したいのが、「易きに流れない」、つまり自分の頭と手を動かして価値を生み出す、手堅い情報発信の副業です。
その代表格が、「ブログ(WordPress等)」と「note(ノート)」を使った文章の執筆です。
これらは初期費用が非常に少なく、金銭的に大きな借金を背負うリスクがありません。
まずは、それぞれの特徴を比較表で整理してみましょう。
比較項目 note(ノート) ブログ(WordPress等)
主な目的 自分の創作物の発信、ファンとの交流 収益化、ビジネスとしてのメディア運営
主な収益源 有料記事、マガジン、投げ銭 Googleアドセンス、各種ASPアフィリエイト
運営費用 無料 月額1,000円程度(サーバー・ドメイン代等)
集客方法 note内の検索、SNS連携 検索エンジン(SEO)、SNS連携
デザインの自由度 低い(統一されたシンプルなデザイン) 高い(自由にカスタマイズ可能)
稼ぐ難易度 少額(数百円〜)なら比較的簡単 初期の難易度は高いが、資産になりやすい
この表からもわかるように、noteは「クリエイターが手軽に作品や経験を発表し、読者に応援してもらうための場所」です。
対して、WordPressブログは「自分のお店や看板をイチから作り上げ、広告を配置して収益を上げるための場所」と言えます。
どちらが絶対に正しいということはありません。
ご自身が「まずは手軽に文章を書いてみたい」のか、「将来的に毎月数万円の安定した資産を作りたい」のかによって、選ぶべき道は変わってきます。
note(ノート)で自分の経験を「小さな価値」に変える手順
もしあなたが、初期費用を1円もかけずに、まずは「自分の書いたものが売れる」という成功体験をしてみたいなら、noteをおすすめします。
noteは、文章や画像をウェブ上で簡単に発信できるプラットフォームです。
noteで初心者が収益を得る最も現実的な方法は、「有料記事の販売」です。
たとえば、「長年勤めた建設業界での専門知識」「趣味の家庭菜園で確実に収穫を増やすコツ」「50代から始めたウーバーイーツ配達員で効率よく時給を上げる実体験」など。
ネットで検索しただけでは出てこない、「あなた自身の生きた経験(一次情報)」には、お金を払ってでも読みたいという人が必ず存在します。
ただし、最初からいきなり記事を有料にしても、誰も買ってはくれません。
まずは無料記事をコツコツと投稿し、「この人の書く記事は役に立つ」「誠実な人柄が伝わってくる」という読者との信頼関係を築くことが絶対条件です。
読者との信頼という土台があって初めて、100円、300円といった少額の有料記事が売れるようになります。
これは決して「易きに流れる」方法ではなく、地道に読者と向き合う立派なビジネスの第一歩なのです。
長期的な資産構築ならWordPressブログを推奨する理由
一方で、「月に数万円〜5万円程度を安定して稼ぐ仕組みを作りたい」という目的に特化するなら、筆者はWordPress(ワードプレス)を使ったブログ運営を強く推奨します。
noteや無料のブログサービスには、ビジネスとして運営する上でいくつかの制約があります。
例えば、貼れる広告の種類が制限されていたり、運営側のルール変更によって、ある日突然アカウントが停止されてしまうリスク(いわゆる「垢バン」)があったりします。
こうした他者依存のデメリットを解消できるのが、自分でレンタルサーバーを借りて、自分専用のURL(独自ドメイン)でブログを構築する方法です。
「サーバーを借りるなんて高額な費用がかかるのでは?」と不安に思われるかもしれませんが、ご安心ください。
現在は様々なレンタルサーバー会社があり、月額1,000円程度の出費で、自分だけの立派なブログを立ち上げることができます。
月に1,000円程度の「場所代」を支払うだけで、誰にも消されることのない自分のウェブ資産を持てるのです。
本気で副業として取り組むなら、この程度の出費は必要な自己投資と割り切ることをおすすめします。
小林氏のように1000万円を失う危険な投資話に比べれば、月額1,000円のリスクは限りなくゼロに等しいと言えるでしょう。

ブログで月5万円を稼ぐための現実的なステップ
WordPressブログで収益を得る仕組みは、大きく分けて「Googleアドセンス」と「ASPアフィリエイト」の2つです。
Googleアドセンスは、ブログに貼った広告が読者にクリックされるだけで報酬が発生する仕組みです。
初心者でも報酬が発生しやすい反面、単価が低いため、まとまった金額を稼ぐにはかなりのアクセス数(PV)が必要になります。
一方、ASPアフィリエイトは、ブログに貼った広告を経由して読者が商品やサービスを購入・申し込みをした時に報酬が発生する仕組みです(成果報酬型)。
こちらはアドセンスよりもハードルは上がりますが、1件数百円から数千円、時には1万円以上という高単価な案件もあります。
たとえば1件5,000円の報酬がもらえる案件なら、月に10人に買ってもらえれば5万円を達成できます。
アフィリエイトで何より重要なのは、アクセスの「数」よりも、読者の悩みに寄り添う「提案力」です。
読者が何に悩んで検索してきたのかを深く理解し、その悩みを解決するための手段として商品を丁寧に解説する。
この「読者のためになる記事」を書き続けることこそが、ブログ運営の王道であり、決して「易きに流れない」確実な道なのです。
今後の見通し:AI時代だからこそ「50代の生々しい経験」が最大の武器になる
ここまで、小林昌裕氏の警告の事実と、それに対する手堅い選択肢について解説してきました。
最後に、これからの副業市場の見通しと、私の見解をお話しさせてください。
現在は、ChatGPTなどの生成AIが瞬時に流暢な文章を作成できる時代です。
「AIが記事を書けるなら、今から人間がブログを書いても無駄なのではないか?」と考える方もいるでしょう。
しかし、筆者の見解は全く逆です。
AIが簡単に一般的な情報をまとめられる時代だからこそ、逆に「人間の生々しい実体験(一次情報)」の価値がかつてないほど高まっているのです。
私たちが長い人生の中で経験してきたこと——仕事での理不尽な苦労、人間関係の深い悩み、子育てや親の介護の経験、病気を乗り越えた体験、そして失敗して悔しい思いをしたこと。
そうした「泥臭い実体験」と「そこから得た教訓」は、AIには絶対に生み出せない独自の価値を持ちます。
ネット上の情報がどれだけ溢れていても、人は結局「自分と同じ悩みを持つ人間が、どうやってそれを乗り越えたのか」というリアルな物語に心を動かされ、行動を起こすのです。
年齢は、始めない理由にはなりません。
むしろ、50代という年齢まで積み重ねてきた人生経験の厚みこそが、これからの情報発信において最強の武器になると私は確信しています。
焦る必要はありません。
まずは「月に1万円」という現実的な目標を立て、週末の数時間をブログやnoteの執筆に充ててみてください。
その地道な作業の積み重ねが、数年後の「安心できるもう一つの収入源」へと必ず繋がっていきます。
よくある質問
Q. noteとブログ、両方同時に始めるのはアリですか?
両方同時に始めることは可能ですが、初心者の方にはあまりおすすめしません。
作業量が分散してしまい、どちらも中途半端になって更新が途絶えてしまう原因になります。
まずはご自身の目的に合わせてどちらか一方(収益重視ならWordPressブログ、手軽さ重視ならnote)に絞り、継続する習慣をつけることを優先してください。
Q. 会社に副業がバレないか心配です。
ブログやnoteで副業収入を得た場合、年間20万円を超える所得(売上から経費を引いた額)が出たら確定申告が必要です。
その際、確定申告書で住民税の徴収方法を「普通徴収(自分で納付)」に選択することで、会社に副業での収入額を知られるリスクを大幅に減らすことができます。
※詳細な手続きや最新のルールについては、お住まいの自治体や税務署にご確認ください。
Q. 全くの初心者ですが、何について書けばいいか分かりません。
まずは「過去の自分が深く悩んでいたこと」と「それをどうやって解決したか」を紙に書き出してみてください。
例えば「50代未経験から〇〇の資格を取った独自の勉強法」「失敗しない実家の片付けの手順」など。
あなたにとっての「当たり前の経験」が、今現在それで悩んでいる人にとっては喉から手が出るほど欲しい情報になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ビジネスメディアで話題となった小林昌裕氏のインタビュー内容をもとに、「やってはいけない副業」の事実と、50代から始める安全な選択肢について解説してきました。
本記事の要点を振り返ります。
- 小林昌裕氏は自身の1000万円損失の経験から、「ツール任せ・他人任せ」の「易きに流れる副業」に強く警鐘を鳴らしている。
- 物価高による焦りやIT知識への不安から、50代は自動売買や高額商材などの甘い言葉に騙されやすい傾向があるため要注意。
- リスクを抑えて手堅く始めるなら、初期費用が少ない「note」や「WordPressブログ」での情報発信が最も現実的。
- AI時代だからこそ、50代が持つ「泥臭い人生経験(一次情報)」が最大の武器になる。
副業は、特別な才能を持つ若者だけのものではありません。
「易きに流れる」誘惑を断ち切り、正しい方向へ諦めずにコツコツと歩みを進めた人が、最後に笑うことができる世界です。
今日が、残りの人生で一番若い日です。
この記事が、あなたの新しい一歩を踏み出す背中を少しでも押すことができたなら幸いです。
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年齢を理由にする前に、
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— 大滝 学


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